〔038〕雨飾山 (1,963m)
2002年10月06日(当時53歳)
雨飾キャンプ場の駐車場は第二駐車場も含め満車状態。
道路脇にも車を沢山止めていた。 大型バスも来ている。
樹間から ”雨飾山”方向を見ると見事な紅葉が広がっていた。
紅葉のことは考えていなかったので、これには大感激をした。
”雨飾山”への最後の急登を這い登る。
道幅が狭く一本道のため下山者と離合するのが大変だった。
2時間30分にて ”雨飾山”(1,963m)に着く。
昨夜に続き ”雨飾荘”の温泉に身を浸す。
露天風呂もあり300円のお得な温泉だった。
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長野県北安曇郡小谷村大字中土

標高差:836m
登り:2時間30分下り:2時間00分トータル:4時間30分 (休息時間含む)
日本百名山』 思わぬ紅葉に大感激。
前日の移動
  白山登頂後は北陸道を走り、糸魚川ICで下りて登山口である小谷温泉に向かう。
雨飾荘で温泉(300円)に入り、雨飾キャンプ場の駐車場で車中泊とする。
Road Map :糸魚川ICからR148を南下して、県道114を小谷温泉に向かう。
Route Map:雨飾キャンプ場の駐車場から荒菅沢を経由したピストンとする。
5時50分出発、気温12℃、体が温もるまで歩き始めは寒かった。
少し下って水芭蕉の茂る大海川の河原を歩き、樹林帯の尾根道に入る。
道が穏やかになる頃から紅葉の美しさが目立ち始め、展望も開けてくる。
”荒菅沢”まで大下りをすると、左手に雨飾山、その下に一枚岩の布団菱が見える大展望が得られた。
多くのアマチュアカメラマンが写真を撮っていた。
”荒菅沢”を過ぎてからは急登の連続となり、尾根筋を ”笹平”に向かって登って行く。
先に見えているピークを山頂と思って頑張ったが ”笹平”だった。
”雨飾山”はもう少し先にあった。
尾根を登り切ると ”笹平”の平坦な笹原に出る。 その先に一段と大きく
”雨飾山”がそびえていた。 この登りは結構きついそう。
”雨飾山”への登り途中で振り返えり ”笹平”にくっきりと登山道が走っているのが見えた。
下山
  狭い山頂なので落ち着くところがなく、直ぐに山を下りる。
人気のある山なのかどんどんハイカーが登ってくる。 登り優先ではあるが、待っていると中々下山出来ないのでガンガン下りて行く。 休憩無しで歩いて2時間で駐車場に帰り着く。
後は温泉で汗を流して帰路に付いた。
2002年度の山行き
  10/5 → 10/6
  白山    雨飾山
近くの有名山も見通しの悪さからシルエットだけになってしまった。
深田久弥著の『日本百名山』から
  しかし、それは街道のすぐ左手に立ち並んだ後立山連峰の威圧的な壮観に眼を奪われる旅行者にはほとんど気付かれぬ、つつましやかな、むしろ可愛らしいと言いたいような山であった。
私はその山に心を惹かれた。 雨飾山という名前も気に入った。
あまかざりやま
山頂からは隔てる物が無い大展望が得られたが、
モヤっており見通しが悪い。
穏やかな登山道がしばらくは続く。
パノラマ合成の元になった右側の写真。
パノラマ合成の元になった左側の写真。
厚化粧(日焼け止め?)のおばさんが花を添えてくれた。
”笹平”をバックに1枚。
今日の温泉。
2023年11月11日改定